2016年1月26日火曜日

歩行困難。その後

生田は久しぶりにパーティに行った。

そこで、以前紹介した倒れて、歩行困難、と噂されていた青木さんとバッタリ会ったのだ。

「や、お久しぶり?もういいのですか?」

と聞いたのだが、にっこりとして

「ええ」と答えてくれた。


パーティに参加できるくらいなら、相当な回復なのだろう。

なにはともあれ「よかった」。

ちょっと気遣いながらワルツを踊ったのだが、何もへんなところは無かった。



別の知り合いと、「体にいろいろな変調がくる年頃なのだから、お互いに気を付けていかないとね」
そんなことを言い合いがら生田は、ちょっと早めに会場を後にした。


関連参照:


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2016年1月6日水曜日

背骨で踊ると言われても

単純に「背骨」そのものに意識を集中してみる
 
「背骨」というのは、頭の真上から尾骨までを一本の棒と捉えます。

そしてこの「棒」は、決して硬いものではありません。

柔軟な棒のようなものとしてイメージできるでしょうか?
 
この「背骨」は、普段の生活の中では、あまり意識されていないのです。だから、少々厄介なのです。


さて、ダンスを踊る時にだけ、背筋を伸ばして踊ろうとしても、

・普段から慣れていない姿勢を無理に作り、
・それも大抵の方がとても固まった状態で動きにくく、
・自分を縛って苦しそうに見える。

まるでダンスを楽しむなんてとんでもない、息を吸うのが精一杯?という人もいるようです。

 
それでは、どうすればいいのでしょうか。

大切なことは無理なくダンスの身体使いを身体に覚え込ませていくことです。

そのためには、できるだけ生活の中に、この「背骨感覚」を取り入れていくことがポイントとなります。
 
では、実際に行ってみましょう。


1>背骨をしっかりとイメージする

椅子に腰掛け、目を閉じ、少し背筋を伸ばします。
そして、自分の「背骨の俸」を身体の内側から感じて見てみましょう。

頭の真上から、首の骨、背中の上の骨から
一歩一歩階段を降りるように、下の方の骨を確認していきます。
 
感覚的にわかりづらい時には、
上体を少し左右へ動かしてみると、背骨の動きを内側から感じ取りやすくなります。

どこかでつまった感じや、痛い所、硬い所などの違和感はないでしょうか。
もし、そういう場所を感じられたら、その場所を「口」としてイメージしてみてください。

「口」を開けて呼吸をするのと同じように、その違和感のある場所でゆっくりと呼吸させます。

一回の呼吸を10~20秒位で2~4回程繰り返します。
終わってからちょっとチェックしてみましょう。身体を少しゆらしたりしてみて下さい。

これを腰の下の尾てい骨まで行います。
これを行うことで、背骨を意識することがより容易で明確になってきます。
 


2>背骨で歩いて見る

こうして、できた「気の背骨」を普段の生活の中で少し意識してみましょう。
歩くときは、この「気の背骨をどんどん前へ移動させていくのです。

背骨が主役となって動き出したのです。
今までは、脚力や手の振りだけで、背骨は運ばれる側になっていたと思いますが、
背骨自体も気を通すことによって動力の中心となり得るのです。



3>背骨でリズムをとり、背骨でメロディーに乗ろう

今や背骨は、主役になっていますので、音楽も背骨は楽しみたがっています。
背骨でリズムをとりましょう。

背骨でメロディーにノッてみましょう。ご自分の好きな曲で試してみましょう。
 
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これは「ダンス上達のための身体作り」という本のある一節をまとめたものです。

これを読んで、
すぐに「そうだ!」と実践できる人はかなり意識が高いし、身体もそういう状態に近いのでしょう。

私は今日現在、まだ全然出来ません。


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